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どんぐり銀行の窓口はトトロのお店!子供に自然の大切さを伝えよう

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今日、本屋さんに向かう途中、散歩がてら道を歩いていると、たくさんどんぐりが落ちていました。
拾っている途中にパーンと音がしたので周りを見回すと、どんぐりが落ちてパーンと道に音を立てて落ち、跳ねていました。
落ちて来る瞬間にいるなんて、貴重な体験なのでは?となんだか得した気分でした。
そんなどんぐりを預けられる銀行があること、ご存知ですか?
架空のものではなく、実際に存在する銀行ですので、そのしくみや、どこに預けるかなど、見ていきましょう。

どんぐり銀行とは

銀行のようで銀行でない

名前は銀行とありますが、どんぐりを預けてお金がもらえるわけではありません。
どんぐりを預け、翌年、苗木として受け取り植える、という緑化運動のひとつです。
広葉樹で、保水力が高いどんぐりを植えることで、緑豊かな自然の森が増える、ということです。

どこにあるの?

全国にいくつかどんぐり銀行は存在しますが、この記事では高知県大川村に本店を持つ、どんぐり銀行を指します。

仕組みは?

銀行のようにお金の貸し借りがあるわけではなく、どんぐりで取引が行われます。
大きさ、種類関係なくどんぐり1個が1D(どんぐり)とされ、ドングリの総額が預金通帳に記帳されます。
それを決められた期間(毎年6月初旬ぐらいです)に払い戻しできる、という仕組みです。
100D=どんぐりの苗木1本と交換(2本まで)できます。
木を植える場所がない場合や育てる自信がない方は、大川村に植えてもらうことも出来ます。
私なら、大川村に植えてもらう方を選ぶと思います。

通帳を作ることで、子供たちにも分かりやすく、そして身近な活動になりますよね。
トトロのお店に預けに行こう、と言えば子供達はうれしいと思いますし、とても素敵な活動だと思います。

各地に広がるどんぐり銀行の理念

出張窓口はあのお店

窓口は全国にあるどんぐり共和国、あの、トトロなどのジブリ商品を扱っている店舗です。
お近くにお店がない場合は、大川村本店に送料負担で送付する形になるそうですが、その際は通帳も忘れず。
元々どんぐり銀行の活動に賛同する形で、親会社が協力することになったそうですが、出張窓口を名乗るあたりがとても素敵ですね。

全国に広がるどんぐり銀行

現在、高知のどんぐり銀行をはじめ、香川のどんぐり銀行、兵庫芦屋のどんぐり銀行、大分のみどりの夢銀行(通称どんぐり銀行)など。
他にもあるかもしれません。
1992年に香川で始まった活動が、20年の時を経ても継続されていることはすごいですね。

一方、阪神大震災があった1995年から活動していたドングリ銀行神戸は2015年、いったん活動を休止されました。
といっても公園に植樹してきた木々がある程度育ち、めどが立ったことでの休止です。
これからは間伐会や森の手入れ、工作や観察会などをしながら、さらに森を育てていくことを計画中だそうです。

編集後記

とりあえず私が拾ってきたどんぐりは冷凍庫で下処理中、久々にリースを作ろうと思っています。

どんぐりリースの作り方はこちら

http://kosodate-mamaplus.com/donguri-wreath/

残りがあれば、どんぐり銀行に預金(預どんぐりかな)してみようかな、と思っていたのですが。
子供に冒頭の、落ちて来る瞬間の話をしたら、どんぐり拾いに出かける!と張り切っています。
たくさんのどんぐりで、トトロの森のような森づくりに貢献できたらうれしいですね。
皆さんも遠足などのどんぐりが余ったら、ぜひトトロの店、どんぐり共和国を通じて、どんぐり銀行に預けてみてくださいね。

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