子供がご飯を食べる量はかなり個人差があり、食べすぎて困る子もいれば食べなくて心配になる子もいます。
ご飯をあまり食べてくれないと栄養面で心配になるのは当然ですが、基本的には子供が元気であればそれほど心配はないものです。
たくさんご飯を食べて元気に成長してほしいと思う親心も知らず、ご飯を食べない子供たち。
そんな子供にイライラするママに、ご飯を食べない原因と対策についてお話します。
Contents
ご飯を食べない原因となるもの
間食の取りすぎ
小さいお子さんは間食させることが多いと思いますが、間食の糖分やカロリーが多すぎてご飯の時間にお腹が減らないという原因が考えられます。
また、子供はご飯よりおやつの方が好きですからおやつの味を憶えるとご飯を食べなくなってしまいます
おやつは食べるけどご飯が少ないという場合はしばらく間食はやめましょう。
ジュースや乳製品の飲み物で満腹感
ジュースや牛乳を日常的に飲ませているとしたらジュースや牛乳はお腹がいっぱいになり、ご飯が食べられなくなることがあります。
飲み物はお茶か水に変え、もし牛乳を飲ませるなら朝ごはんを食べたあとにしましょう。
子供は欲しがってぐずるのでイライラしてしまうかもしれませんが、そこは心を鬼にして我慢です!
数日経てば、子供はお茶や水を飲むのが習慣になります。
運動量が少ない
よく、保育園ではご飯を食べるのに家ではあまり食べないという子供がいます。
それは家にいると運動量が少ないからです。
子供はたくさん体を動かしお腹が空けば必ずご飯を食べるものですから、運動量を増やしてみましょう。
試してみる価値あり?の解決方法
ご飯の前にトイレに行く
トイレでおしっこが出来る年齢であれば、ご飯の前にトイレに行く習慣をつけてみて下さい。
お腹におしっこが溜まっていると、食事が進まなかったり、落ち着いてご飯が食べられなくなります。
完食できる量を盛りつける
食事は一人分ずつ盛り付け、子供が食べきれる量で盛り付けましょう。
はじめは少なめの量で、全部食べられたらたくさん褒めてあげます。
子供は完食することで達成感がうまれ、次も全部食べようと思うようになります。
環境を整えよう
ご飯を食べるとき、テレビがついていたり、視界の中におもちゃやお菓子が入ってくると、子供は集中してご飯が食べられません。
ご飯に集中できる環境を作りましょう。
ご飯を作るのを手伝わせる
何かを混ぜたり、調味料を入れたり、サランラップにご飯を入れておにぎりにしたり、簡単な作業は子供にやってもらいます。
そして「○○ちゃんが作ったものだよ」「○○くんが作ったからおいしい」と言いながら食べるようにします。
自分で作ったものだとわかると喜んで食べてくれます。
編集後記
ご飯を食べないのにはもちろんその子の体質もありますが、ほとんどの場合何かしら理由があります。
イライラしてしまう気持ちはとてもよく分かりますが、ちょっとした対策や工夫で食べるようになることもありますので、是非参考にしてみてください。