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子供におもちはいつから大丈夫?アレルギー注意!代わりに使える食品

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離乳食を作る時、いつから子供にこの食材を食べさせたらいいのかな、と悩むことがあります。
特に季節や行事で当たり前に食べているものが大丈夫か、と疑問に思うことは多かったりします。
お正月に欠かせない食材として、おもちをついたり、市販のものを購入したりしますよね。
そのおもちを子供にいつから食べさせていいのか、見ていきましょう。

おもちはいつからOK?

離乳食時期はダメ!

おもちは離乳食向きとは言えません。
お年寄りがおもちをのどを詰まらせる事故が、毎年起こることから分かるように、のどに詰まりやすい食品です。
離乳食が完了する1歳半ぐらいから大丈夫なのでは、と思われがちですが。
かむ力はもちろん、消化する機能が未熟なことが不向きな理由です。

乳歯が生えそろう時期ならOK

ではいつからか、というと、しっかり自分で食べ物が噛みきれるようになる3歳ぐらいからです。
乳歯が生えそろうという点でも、3歳ぐらいからなら、与えても大丈夫でしょう。
その時も必ず大人がそばにいて、よく噛むように、ゴックンする時もよく噛んでから、と口が酸っぱくなるぐらい繰り返すこと。
それくらい気を付ける必要があるということです。

1歳過ぎたら食べさせても大丈夫でしたよ!という方ももちろんいらっしゃいます。
小さく、細かく切って与えれば大丈夫、という方もいます。
ここら辺は個人差もありますし、自己責任で、というしかないと思います。
小さくしても粘り気があることは変わりなく、のどに詰まりやすいことは頭に入れておきましょう。

生え変わる時期も注意

大きくなってきてからも気を付けなければならない時期があります。
少し先の話になりますが、前歯が永久歯に生え変わる時期です。
前歯が抜けてニコっと笑う姿はなんともカワイイのですが、前歯がないわけですから、上手くかみちぎることができなくなります。

生え変わるのは5~7歳、少し育児が落ち着いた時期です。
特におもちなど、のどに詰まりやすいものを食べる時は、よく噛むように声を掛けたり、必ず大人がそばにいるようにしましょう。

注意すること

アレルギーがある場合は注意

おもちを食べさせる上でもう一つ気を付けなければいけないのが、アレルギー反応が起こりやすい食材だということです。
お米なのにアレルギー?と思われますが、もち米は体内のヒスタミンを増やす物質を多く含んでいます。
アトピーはもちろん、アレルギー症状をお持ちの方は、かゆみが増したり、じんましんが出たりする場合があります。
大人の方でも花粉症の方はおもちを食べすぎるとアレルギー反応が出ることがあるので、食べるとしてもほどほどに留めておいてくださいね。

水分と一緒にとる

いくら噛む力が備わってきても、のどに詰まりやすいことは変わりありません。
おもちを食べる時にはなんでもいいので、水分と一緒に食べるようにしましょう。

おもちの代わりに使える食品は?

食パン

お雑煮やぜんざい風にパン粥を使ってみるのはいかがでしょうか。
大人と同じお椀に入れたらお正月の雰囲気も出ますね。

お麩は手軽にお味噌汁にポンと入れられる具なので、わが家では必需品なのですが。
実はたんぱく質をはじめ、ミネラルが豊富に含む食品です。
麩は離乳食でも初期から使える食材なので、おススメです。
餅麩、という餅に似た形の麩を使えば、食感もかなり近いです。
最初にぬるま湯で戻しておくと、味が濃くならずに済みます。

豆腐白玉

白玉自体は実はそのままで食べるとのどに詰まってしまう恐れがある食品です。
そのために水の代わりに豆腐を使って使うと、粘りが少なくなり、噛みきりやすくなります。
白玉粉150gに豆腐が200gぐらいが目安、ご家庭の好みに合わせて作ってみてくださいね。
白玉よりも食べやすい、ということで、のどに詰まらない!という訳ではありません。
子供に食べさせる際は十分注意して下さいね。

編集後記

自分に子供が出来て初めて、何をいつから食べさせれば良いのか、意識しますよね。
のどに詰まらせる危険を考えると、病院も休みですし、おもちは無理して食べさせなくてもいい食材ではあります。
ただ、怖がり過ぎるのも良くないと思います。
最初は食べやすい代わりの食品でスタートして、次のステップを考えるようにしましょう。

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