以前日本でも流行した「紅茶キノコ」を覚えていますか?
ダイエット効果があるなどで話題となった飲み物です。
その紅茶きのこが今、「コンブチャ(COMBUCHA)」と名前を変えて、アメリカのロサンゼルスやセレブの間で流行っているのだそうです。
紅茶キノコと言えば、雑菌が繁殖するなどと言われていた記憶があります。
コンブチャの菌は大丈夫なのでしょうか?
紅茶キノコの有害説
紅茶キノコがブームになったのは昭和40~50年代頃。
自分で作って自宅に保存している人がほとんどで、管理が悪ければ雑菌が増えやすく、下痢などの症状を起こすなど有害説が噂されました。
これは噂でしかなく、紅茶キノコの危険性は認められていません。
ただ、自宅で培養すると酸性度が高くなり、危険だとする専門家もいらっしゃいます。
いづれにせよ、そういった情報が流れると心配になりますよね。
案の定、紅茶キノコのブームは去っていきました。
コンブチャは大丈夫?
コンブチャは紅茶キノコのように自分で作るのではなく、市販されたものを飲む方がほとんどです。
そのため、衛生管理面では問題がないと思われます。
今のところコンブチャに副作用があるという情報もありませんし、自宅で作らず市販の物であれば危険性は低いと思われます。
但し、食品アレルギーなど体質に合わない場合もありますので、市販の物は原材料を確認するようにしてくださいね。
菌活飲料とは?
コンブチャはアメリカで菌活飲料として話題になっています。
よく婚活とか聞きますが、菌活(きんかつ)は身体に良い菌を積極に摂取する活動のこと。
コンブチャには乳酸菌などが含まれるため、菌活飲料と呼ばれています。
効能としては置き換えダイエットなどのダイエット効果や、化粧のノリが良くなるなどの美容効果などが挙げられています。
紅茶キノコの際は高血圧や水虫の改善などが挙げられていましたが、コンブチャにもそのような効果があるかは分かりません。
ただ、コンブチャには乳酸菌の他にアミノ酸やポリフェーノール、酵素などが入っています。
それらの成分が健康にいい成分であることは確かです。
コンブチャの由来は?
コンブチャと聞いたら、昆布茶(こんぶちゃ・こぶちゃ)を思い出しますよね。
紅茶キノコが何故か昆布茶と勘違いされ、コンブチャと言われています。
また、韓国経由でアメリカに上陸したため、韓国語で菌を意味する「コン」が付いたとされる説もありますが、それなら「ブチャ」は何なのでしょう・・・。
その他、翻訳機でKOMBUCHAを自動検出すると、インドネシア語で紅茶キノコと翻訳されます。
コンブチャの名前の由来は諸説ありますが、紅茶キノコは元々モンゴル原産で、ロシアのシベリアなどでも昔から飲まれていた飲み物です。
編集後記
健康と美容にいいなら飲みたいと思いますが、コンブチャがまさか紅茶キノコだったとは・・・。
飲みやすくはなっているかもしれませんが、どうしてもキノコのぬめぬめ感を想像してしまい、私は飲む気が起こりません。
ただ、セレブ達愛飲には弱いんですよね・・・(笑)少し検討してみようと思います!