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マデリーンスチュアートはダウン症モデル~夢を現実にした母との努力

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マデリーンスチュアートさんという女性をご存知ですか?
9月13日、NYファッション・ウィーク中、イタリアのブランド「FTL Moda」のファッションモデルとして、ランウェイに登場しました。
彼女はダウン症でありながら、自らの努力と母親の支えでモデルとなりました。
世界最高峰のファッションの祭典に参加するに至った、彼女の道のりを見ていきましょう。

17歳の女の子のありふれた感情

1年で20kgのダイエットに成功!

最初のきっかけは身体を動かすことが好きなのに、体が重く、上手くできないことに悩んでいたことでした。
そこでダイエットすることを決め、必死に努力します。

ダウン症の子供は元々太りやすいと言われています。
オランダの研究では健康な子供比べて、体重が2倍になるという研究結果が発表されたほど。
原因はよく分かっていませんが、体が柔らかく筋肉量が少ないので、太りやすいのでは、と言われています。

普通に減量するよりも大変かもしれないにも関わらず、得意のヒップホップダンス、週5回の水泳を欠かしませんでした。
そして食欲旺盛な彼女の食生活を改善し、なんと-20kgものダイエットに成功しました。
それを支えたのは、生まれて間もなく父親が家を出て、たくさんの苦労をしながらシングルマザーとして育てた彼女の母、ロザンヌさんでした。

モデルになる目的

彼女はダイエット成功で自信を持ち、必死でメイクを覚え、センスを身に着けようとファッション誌を読みました。
そして『モデルになる』という夢を宣言し、更なる努力を続けました。

自分がモデルになることで、誰もが自分らしい美しさを持っており、それを誇りに思ってほしい、という気持ちが込められています。
そして自分がメディアに出ることで、ダウン症への理解が深まってほしい、という思いもあるそうです。

プロのモデルとして

今年5月の段階でオファー待ちとなっていたのですが、現在は7つのブランドとモデル契約をしている彼女。
facebookのいいね!は47万8000を超え、インスタグラムのフォロワーも7万人を超えるなど、大変な人気となっています。

ダウン症の方がランウェイに登場するのは、2月に登場したジェイミー・ブルーワーさんに次いで2人目です。
しかし彼女は、『アメリカン・ホラー・ストーリー』の中で、ダウン症候群の魔女という役を演じた女優さん。
本職のモデルとしてダウン症の方が登場したのは、マデリーンさんが初となります。

しかし彼女がダウン症である以上、これからも母親のたくさんの愛情と支えがなければ成り立ちません。
あるブランドの撮影を終えた彼女は母親の元へ行き、子供のようにしがみつき、キスをしました。
マデリーンスチュアートさんとロザンヌスチュアートさんの二人三脚での夢への挑戦は続きます。

ダウン症のモデルを採用することで、付加価値をつけるための契約があることも事実でしょう。
イメージアップのためだ、と公言している方もいらっしゃいます。
それは母親のロザンヌさんも良くお分かりのようですので、道を間違えることはないと思います。

日本ではまだマデリーンスチュアートさんのように、モデルを目指す方は現れていないようです。
書道家の金澤翔子さんは、芸術や音楽に秀でると言われるダウン症の方々の中で、先駆者的に頑張っていらっしゃいます。
そのご自身の柔らかい表情からは想像もつかないほど、エネルギーあふれる書体に圧倒されそうなほどです。

元々ダウン症の方々は物事に固執しやすく、こだわりを持ち、頑固なところがあるそうです。
マデリーンがダイエットに成功できたのは、そのこだわりと頑固さを持ち合わせたダウン症だったからなのかもしれません。
一時のブームで終わることなく、プロのモデルの彼女が歩く姿を見せてくれることを期待します。

編集後記

数日前、ネットニュースでこの話題を見て、動画を視聴し、驚き、とても勇気が湧いてきました。
ごくごく普通の感情を持った女の子がここまできれいになり、自分の夢を追いかけているということは子供に伝えてみようと思います。
生まれた直後に逃げる男なんて最低!とこちらがムキになってしまいそうですが。
彼女たちを見習って子供の夢を支えられる母になりたい、思わせてくれるニュースでした。

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