北斗晶さんの乳がん手術が無事成功し、ほっと一安心ではありますが・・・
毎年検診を受けていたにも関わらず、見落とした原因があるということですよね。
乳がん検診で異常がなければ安心と思っていた人は不安で仕方ないかと思います。
実際に誰でも見落としてしまいそうな理由です。
北斗さんが全摘出するに至った理由と簡単なセルフチェックを見ていきましょう。
検診の見落としではない?
毎年秋頃にマンモグラフィーとエコー検査の乳がん検査と、婦人科検診をかかさなかったという北斗晶さん。
翌年の年頭、うつ伏せで胸を圧迫した時に右胸にチクッとする痛みを感じたそうです。
しかしながら、検査に異常もなかったし、身内に乳がんもいないとのことで気にしなかったとのこと。
恐らく多くの女性が北斗さんと同じ行動に出るでしょう。
子育て中のママならなおさら、忙しさを優先して病院に行くことは怠りがちです。
実は検診で発見しづらい乳がんもあります。
それが乳頭の下で、北斗さんもしこりが出来た部分です。
乳頭の下はエコー画像などで色濃く映るため、非常に分かりづらく、ブラインドエリアと呼ばれます。
分かりづらいなら見落としだろうと思ってしまいますが、加えて1年以内に急成長する乳がんもあります。
1年以内であれば次の検診を受けるまでに乳がんになる可能性があるということ。
決して検診の見落としが原因ではなく、北斗さんは上記に該当してしまったのだと思われます。
検診で異常がなかったり、身内に乳がんがいないとしても100%安心だと考えることは危険です。
次にセルフチェックをお伝えしますので、少しでも異常を感じたら病院に行かれることをオススメいたします。
乳がんのセルフチェック
両腕を自然に下げてチェック
・左右の形、大きさ、高さに変化がある
・乳房や乳頭に皮膚のひきつれやくぼみがある
・乳頭がただれたり、異常な分泌液が出る
北斗晶さんは春頃、裸になって鏡を見た際、右の乳頭の位置が違って見えたそうです。
また、乳頭が引きつってる様な感じを受けましたとも書かれています。
ただ、触ってもシコリがないため、年齢によるたるみだと考えたとのこと。
これまた誰もが思ってしまいそうなことですよね。
シコリがなくても乳がんが原因である可能性があります。
位置が違ったり、ひきつれがある場合は乳がんのサインですので、病院に行きましょう。
仰向けに寝てチェック
・乳房の内側にしこりがある(腕をあげてチェック)
・乳房の外側にしこりがある(腕をあげてチェック)
・わきの下にしこりがある(腕を下げてチェック)
・乳頭を軽くつまむと血のような分泌液が出る
背中の下にあまり高くない枕、またはタオルなどを入れてチェックしてください。
また、指先でつまむのではなく、指の腹でチェックしましょう。
しこりがあれば乳がんを疑う方が多いかと思います。
ただ、いつ乳がんになるか分かりませんので、定期的にチェックをして怠らないように注意しましょう。
編集後記
北斗さんはブログに乳がんについて詳細なことを書いてくださり、乳がんについての事実を教えてくださいました。
みんなが乳がんの話に耳を傾けてくれる自分だからこそ乳がんに選ばれたのかもしれない、そう思うしかないと北斗さんは話されていますが、その通りだと私は思います。
選ばれたというのはおかしいかもしれませんが、北斗さんのおかげで色々な事実を知ることが出来ました。
毎年検診を受けること、検診だけでなくセルフチェックも怠らないこと、少しでも異常があったら病院へ行くこと。
北斗さんに教えてもらったことが広まり、少しでも乳がんで悲しむ女性が減りますように。