新年を迎えるにあたって、お年玉のポチ袋は用意したのに、中に入れるお年玉用の新札を用意し忘れた、なんてことはありませんか?
銀行に行く時間がない!もう開いてない!とお嘆きのあなた!
アイロンと大根を使って、新札同様にするという説を、にわかには信じられなかったので、試してみました。
結果はいかに!では見ていきましょう。
Contents
アイロンと大根で新札に!
用意するもの
・アイロン
・大根
・大根おろし器かおろし金
・キッチンペーパー
手順
1 おろし金などで大根おろしを作る
2 キッチンペーパーの上に大根おろしを置き、包んで巾着状にする
3 お札の表面に巾着部分を当て、ポンポンとしぼり汁で両面を濡らす
4 低温のアイロンで表と裏を伸ばす
以上、簡単ですよね。
キッチンペーパーは1枚だとちょっと破れそうだったので、2枚にしました。
あとは結構、たっぷりぬらしました。
注意すること
1 アイロンは必ず低温、当て布なしで、そのままでも大丈夫なようです。
2 5000円札と10000札には上の写真の左下にあるような、ホログラムという部分が付いています。
こういう、キラキラした部分ですね。
ホログラムは熱に弱いので、そこは避け、裏からアイロンするだけにとどめましょう。
気になる結果は?
札独特のピンと張った感じの触り心地になり、しわも伸びているのが、お分かりいただけますでしょうか?
アイロンしたてで、ちょっと丸まった感じも、時間が経つと落ち着いてきます。
クンクンにおいも嗅いでみましたが、大根の独特の匂いはないようです。
5000円札もホログラムに気を付けながらやりました。
よく見ると真ん中に折りジワがあります。
慣れてきた頃だったので、結構がっつり、ひたひたです。
シワがなくなり、触り心地もピンとしていて、気持ちいいです!
これには手伝ってもらった子供たちも、お~すごい!と声を上げるほどでした。
残念だったこと
何枚も試した中で、結構、深く入った折りジワのお札がありました。
アイロン前の写真を撮り忘れたため、比較ができないのが残念なのですが。
かなり深い折りジワがあったので、2回作業を繰り返したのですが、さすがに無理でした。
でも、触った感じは新札っぽいのは確かですね。
そして、シミを落とす効果はないので、汚れはそのまま。
そこまでの力を期待するのは、大根に酷かもしれません(汗)。
なぜ新札のようになる?
お札の強度を増すために表面に塗られているデンプンが、大根のしぼり汁に含まれた消化酵素と水分で柔らかくなるのだそうです。
そこにアイロンで熱を加えると、水分が蒸発、デンプンが変化して固くなることで、新札のようなパリッとした状態になるとのこと。
そういえば、大根で濡らした後、お札を持つと少しぬるっとした感じがしました。
それがでんぷん、ということですね。
ちゃんと使えます!
念のため、近くの自販機でお札が使えるか、子供におつかいを頼みましたが...。
見事使えました!
というか、使えないと困るのですが(汗)、とりあえずホッとした瞬間でした。
今回試したのは、あくまでお札のしわを目立たなくできますが、あくまでも新札のような状態になる、ということです。
・低温のアイロンを使う
・ホログラム部分は避ける
この2つは必ず守り、自己責任でお願いいたします!
編集後記
大根のしぼり汁をお札に塗ろうと思った人がいるのか、そこは分からないので、まず、それを最初にした方を尊敬してしまいます。
とにかく触った感じが新札そのものなので、本当に驚きました。
お年玉に新札を使う本来の意味からすると、邪道かもしれませんが、困ったときはお試しください。
何度も言いますが、2つの注意点を守って、自己責任で行ってくださいね。