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クリスマス色は意味がある!ツリーとサンタ服の秘密と効果的な使い方

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クリスマスらしい飾り付けを考える時に外せないのが、色の使い方だと思います。
思い浮かべるのはやはり、赤、緑ではないでしょうか。
自然の中では最も緑も花も少ない時期ですし、赤と緑が映えるポインセチアも、実は室内向きの寒さに弱い植物です。
なぜ、赤と緑がクリスマスの色になったのか、その意味と由来、効果的な使い方を見ていきましょう。

クリスマスツリーの色

今では白や青、ピンクや様々な色、材質のクリスマスツリーがありますが。
基本は緑のもみの木(実際は模したもの)にデコレーションする形が多いと思います。
その時に用いられるもみの木、この緑が常緑樹であることから、冬も緑を絶やさない、永遠の象徴とされ、飾られるようになりました。

では赤は何か?というと、クリスマスツリーの飾りにボール状のオーナメント、あれのモチーフはりんごの実なのだそうです。
キリスト生誕の際に出てくる、アダムとイブのお話をご存知の方も多いと思いますが。
あの中に出てくる、知恵の実、りんごのなる知恵の木をモチーフにしている、との説もあります。
りんごの木自体は葉っぱが落ちてしまうので、永遠の命を持つもみの木を、赤いリンゴがたわわに実る木に見立てて飾ったということのようです。

ひいらぎの緑と赤い実

クリスマスケーキなどの飾りとしてよく目にする、ギザギザ葉っぱと赤い小さな赤い実がなるのが、ヒイラギです。
ヒイラギももみの木と同じ常緑樹で、イギリスではholly(ホーリー、神聖な)とも呼ばれるるほど、クリスマスと深い関係があります。

宗教的な意味合いも強く、赤はキリストの流した血を意味するとされているので、びっくりしてしまいましたが。
現在では、クリスマスといえば赤と緑、と全世界共通で慣れ親しまれているようです。

サンタの服が赤いのは?

コカ・コーラの宣伝ポスターに使われたからだ、という説もありますが。
サンタのモデルとされる、聖ニコラウスがキリスト教の司教で、赤い服を常に着ていたことから、元々赤だったとされる説も有力だったようですね。
紫に近い赤だったことから、真っ暗な所では紫に、月明りに照らされると青に見えたのでは、という話もあるようです。
サンタの色は赤だけじゃない、と言われるのには光の当たり方が影響していると考えることも出来そうです。

色彩面からみる赤と緑

赤と緑は相性抜群!

赤といえば紅白歌合戦や運動会的には白、信号でいうと赤といえば青だと思いますが。
正確に言うと赤の真反対の色(補色といいます)は緑です。

赤のイメージとしては、インパクトがあり、アクティブな色というイメージです。
そして緑は安定、調和などリラックス感を与える色なので、イメージ的にも真反対なのですが。
しかし、お互いの色を際立たせる効果がある、とても相性のイイ組み合わせの為、赤緑=クリスマスとなったと言えるでしょう。

効果的な色の割合

緑と赤だけだと、雑貨などの取り合わせとしてはインパクトがあっていいのですが、そこに白を入れると、安定するんですよね。
最初の写真もいい例で、ここから白を抜くとクリスマス感は増すものの、ちょっと疲れてしまいそうです。
白は宗教的な意味合いでもキリスト教で一番神聖な色とされていますし、雪のイメージもあります。
緑、赤、白の三色になると、かなり実用的になり、幅が広がります。

また、クリスマスには光の演出も欠かせません。
そのために、金、銀など、光のイメージがある色、光が当たると煌めく色を入れると、とても効果的です。
ゴールドだとゴージャスな印象に、シルバーだと少し落ち着いた印象になるので、お好みで合わせてみてくださいね。

編集後記

今回、改めて色についてみてきましたが、色の組み合わせは本当に不思議ですよね。
ツリーのオーナメント、色は赤とは限りませんが、確かに必ず丸いものがあります。
ハロウィンのかぼちゃのように加工すれば、と思ったりもしましたが、りんごは茶色くなってしまうから加工には不向きですね(汗)。
改めて色の意味を知り、今年のクリスマスは効果的にクリスマスを飾ってみたいな、と思います。

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