伏見稲荷大社の千本鳥居は、独特の朱色の鳥居が圧倒的に美しく、その長さは4kmにも渡ります。
こちらが外国の方に人気なのは、千本鳥居から続く稲荷山を歩くのがトレッキング感覚でイイ、という理由もあるそうです。
まず、伏見稲荷大社の千本鳥居の気になる意味、そして子供たちにご利益がありそうな、稲荷山のパワースポットをご紹介いたします。
Contents
伏見稲荷大社の千本鳥居の意味
なぜ赤色?
古くから赤は太陽の色、豊穣の色と言われていました。
お稲荷さんの鳥居が赤いのは、五穀豊穣を願う、稲荷大社ならでは、それプラス魔除けの意味があるとされています。
なぜあれだけの鳥居が?
祈願やご利益があったそのお礼のために、奉納されるものなので、現在も初穂料を収めれば誰でも立てることが出来ます。
2~3mの高さのサイズで175000円~、場所によって初穂料が変わるのは、なんだか現実を突きつけられた気持ちになりますね(汗)。
木製なので、耐久年数は約15年、そこからは補修を重ねて維持していくそうです。
右か左か
行ってびっくりするのは、千本鳥居の入り口が2つあること。
特に表示も注意書きもないので、どちらを行っても良いのだそうです。
ただ、行きは左、帰りは右、というのが地元の人のならわしのようで、これは時計回りにお参りするのが通例だからなのだそうです。
子供たちが走って競争したくなる条件が揃うので、神聖な場所、ゆっくり歩いて行くことを事前に約束しておきましょう。
では、次に外国人に人気のハイキング気分で歩ける、稲荷山についてみていきましょう。
稲荷山のパワースポット
おもかる石
千本鳥居を抜けたところにおもかる石は、とても不思議な石です。
願い事を祈りながら持ち上げた時、思ったよりも軽く感じると、願い事がかなうとの言い伝えがあります。
まんが日本昔話の中にも「おもかる石」というお話がありますが、こちらは岐阜県の話で内容も少し違うようです。
小学生なら持てるかな、というくらいの重さなので、補助付きでお子さんにも持たせてあげてはいかがでしょうか。
ここまでは一般的に参拝客が訪れますが、ここからはぐっと人が少なくなります。
それは、山道がしんどい、ということ、その言葉で説明がつくと思います。
眼力社
歩き出して30分くらいで眼力社と呼ばれる社に到着します。
その名の通り、目が見えなくなった方の目が開いた、という話もあるという、スポットです。
目、そのものだけでなく、将来を見据える先見の明を持ちたい方も訪れます。
わが家の子供たちもゲームやテレビをよく見るので、そろそろ視力が気になる年齢。
次、神様に頼りっぱなしは良くないですが、そこに行くことで目に対しての子供の意識が変わってくれるといいな、と思います。
おせき大神
咳、喘息等のどの神様とされており、芸能人など、ノドを使う人々がお参りに訪れています。
ぜんそくなどはありませんが、のどがとても弱いので、こちらには一度行ってみたい場所です。
気になる服装と持ち物
基本は山歩き
参拝がてら、というには稲荷山の山をめぐるのはキツイかな、と思います。
4km、歩くだけで2時間かかる道のりですので、履き慣れた靴で行くことをおススメします。
ベビーカーは階段が多いので、無理だと考えた方が良いでしょう。
服装は歩きやすい服ということで、山歩きフル装備までは必要ないと思います。
飲み物は用意する
季節問わず、飲み物は必須です。
途中、自販機はあるので購入できますが・・・。
はっきり言ってお高い!
重さを感じにくいように、肩から掛けるか、リュックに入れるようにしましょう。
編集後記
ずっと、あんなに鳥居がなぜあるのか、その意味を知りたかったのですが、今回一気に解決、スッキリしました。
京都には千本通という通りがあるので、そこと関係あるのかな、と思ったのですが、関係なかったですね(汗)。
ちなみにベビーカーは使えない、と考えた方が良さそうです。
頑張って今年は正月から頑張って歩きましょう!