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【年子の子育て】メリットvsデメリット!~疲れた時ラクになるコツ~

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妊娠・出産と計画通りにいけば良いのですが、こればかりは思うようにはいきにくいですよね。

思いがけず年子を出産した方や、忙しい時期は早めに済ませたいと狙って年子のママになるなどがありますが、実際に年子の子育ては大変なことばかりなのでしょうか?

年子は小さいうちは忙しかったり、入園・入学が連続であるなど色々な話を聞きますよね。

このようなことを分かりやすく、メリット・デメリットに分けてまとめました。また、年子の子育てに疲れた時にラクになるコツなどもご紹介します。

年子の子育てのメリット・デメリット

メリット

・育児の期間が短い。
・上の子と下の子でベビー用品を一緒に使える。
・上の子があまり赤ちゃん返りをしない。
・少し大きくなると一緒に遊ぶようになる。
・上の子と下の子の生活リズムを同時に教えることが出来る。

育児の期間は年子の方が短く済みますね。例えば年子なら二人が成人するまでの育児期間は21年間ですが、3歳差があったとしたら下の子が成人するまでの育児期間は23年間という事になります。

そして、年が近いので上の子が物心付く頃には下の子が既に存在しているので、『赤ちゃん返り』と言う現象も起きにくい訳です。

また、年が離れてしまうと赤ちゃんの頃に使っていたベビー用品などは使わなくなり捨ててしまうこともありますが、年子ならそのまま使えますしデザインなどもまだまだ大丈夫です。

2,3歳くらいになると、二人で遊ぶようになるのでママは家事をしたり休憩したりしやすくなります。

生活リズムを整えるのも同時に出来ますし、一人出来ると次も直ぐ出来るようになるという所はママがラクになれる理由の一つです。

デメリット

・妊娠中でも上の子のお世話があり、抱っこも必要。
・産後の入院で一緒にいられない時間ができる。
・どちらも小さいので目が離せなく、両方に気を配らなければいけない。
・連鎖反応でぐずったり泣く時が重なりやすく二倍の忙しさ。
・入園入学が連続であり、修学旅行なども連続である。

小さいうちはオムツやミルク、離乳食やおもちゃなど出費が多くなりがちですが、年子だと共有できる物は良いですが、消費するものは2倍かかってしまいます。

年子は上の子が1歳前後に妊娠することになるので、妊娠中の抱っこや産後の入院など、心配事も多くなります。

小さいうちは目が離せなく、双子のようだというママもいます。入園入学の時期が連続してあるため、出費もかさんでしまいます。

子供にかかるのは手だけじゃない!

子供一人を育てるために必要な金額

子育てにはお金がかかるとは良く聞きますが、具体的にはどのくらいかかるかご存知ですか?

家が一軒建つくらい!とか言われていますが、実際には高卒か大卒かでも変わってきます。子育てする上でかかる費用とはどんなものがあるのか、養育費を細かく分類してみました。

[出産から22年間の養育費]
・出産・育児費用…91万円
・食費…671万円
・衣類費…141万円
・保健医療・理美容費…193万円
・おこずかい…451万円
・私的有物…93万円
合計 1640万円
(引用:ベネッセ情報サイト
これに教育費として公立で進学した場合約1000万円、私立ならば約2500万円と言われています。

子供を育てるために必要なお金の『養育費』と『教育費』を合計すると、公立なら[2640万円]、私立なら[4140万円]かかることになります。

年子となれば、短い期間に凝縮されて出費があることを計画に入れておかなければなりません。

時間をかけて教えなければいけないこと

子供を育てる上で、多くのママやパパが悩むのが『しつけ』です。

最近では叩く事は虐待と捉えられたり、褒めて伸ばすことを推奨しすぎて「親が子供を叱れない」現象が見られることがあります。

これらの事柄は、推奨される子育ての仕方の一部分を切り取り、極端な考え方をした解釈なんです。

褒めることはとても大切ですが、「叱るな」と言っているわけではありません。

子供が怪我をしたり危険が及ぶ暴力は論外ですが、危ないことや社会のルールを教えるために、叱ることは大事なことです。

疲れた時にラクになるコツ

試して欲しいコツ

・2人用ベビーカー…年子向けの便利グッズです。一人用にも二人用にも出来る便利なベビーカーで、縦型で前後にお子さんを乗せて移動できます。
 日本育児から出ている「ツインシティ ブラック Twin City 縦型 二人乗り」は2万切っていてコスパも優秀です(^^♪

・上の子も下の子も赤ちゃん…年子の場合、どちらも小さいので育児をするママは本当に大変ですが、「どちらも赤ちゃん」と割り切りましょう。

この手のかかる大変な時期は今だけと思うことにして、数年経てば楽になったな~と実感出来るようになるはずです。

・ママの体調が優先…年子の子供がいると、毎日家事や育児でママ自身が自分を気遣うことがなかなか出来ません。

でも忙しい時だからこそ無理はいけません。赤ちゃんにはママが必要なので、一緒に身体を休めたりしてママの体調を優先しましょう。

手抜きくらいがちょうどいい

年子育児では、上の子と下の子のバランスが崩れると、やっと寝せたのに一人起きてしまったりつよう、オムツを取り替えていたら隅っこでもう一人がいたずらしていたりと、ママは休む時間がありません。

下の子がぐずっていたら少しくらい泣かせていても心配ありません。

赤ちゃんのうちは泣くことも必要です。ミルクを作っている間とか、トイレ行く間の短い時間なら問題なしです。

【年子の育児】ラクになるのはいつ頃?

試して欲しいコツ

先輩ママたちの、年子育児が楽になったと感じる時期は個人差はありますが、大体が『幼稚園入園頃』と答えています。

幼稚園に入園する頃は3歳で年少さんになります。

トイレを教えることができて、食事も自分で食べることが出来るようになります。

そして保育園や幼稚園に行けば、その時間はママは一人で家事や趣味に時間が使えるようになります。

この頃に、少し楽になったかな~と実感するママが多いようです。

また、子供たち同士で遊べるようになると、ママが側に居なくてもある程度ご機嫌に遊んでいてくれるので、この間に横になったり家事をしたりが出来るようになるんです。

ここまでくれば年子育児の方が楽になってくるかも知れません。

編集後記

年子の子育ては、小さい頃は忙しいし入園入学などの行事は続くしといったウワサばかりが広まって、年子育児の良い所はあまり知られていません。

小さい頃は確かに大変なことも多くありますが、育児期間が短い事やベビー用品を買い換えることが無いのも、年子のメリットですね。

年子育児のメリット・デメリットや楽になるコツを、今後の子育ての参考にしてみて下さい。

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