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転勤族の子供が転園~かわいそうなんかじゃない!親として出来ること

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転勤族という言葉、あまり好きな言葉ではありませんが。
自分たち家族の立場を端的に表す言葉なので、なので、自己紹介の時に使うようになっています。
夫婦所帯での転勤はさほど苦労もないのですが、やはり子供がいるとなかなか大変です。
転勤族の宿命でもある、子供の転園で、親として出来ることを、書いてみたいと思います。

転園前こそ注意を

最善のスケジュールで

転勤が決まってから、引っ越しまでの期間が、無茶だと思えるスケジュールもありますよね。
我が家も主人への転勤の打診から、転勤先への異動までが約2週間ほどでした。
その時、主人と話をし、区切りのよい所まで単身で行ってもらい、しばらく経ってから引っ越しをしました。

その分、自分たちが金銭的な負担をする可能性もありましたが、スケジュールに余裕を作ること、子供への影響を優先して決めました。
こちらは今でもやって良かったと思っています。

引っ越し時の処分は最小限に

引っ越しに際して大人としてはいろいろなものを処分したくなりますが。
この頃の子どもは、遊ばなくなったおもちゃを突然引っ張り出したりすることがあります。
特に引っ越し先ではしばらく、お友達と遊ぶ機会も少なくなるので、子供のものを処分するのは最小限にしましょう。

転園先はじっくり焦らずに

入園に必ずしも合わせなくても良い

入園の時期に近い転勤ならば、引っ越し前に調べてでも、通わせる方がクラスに馴染みやすいので、得策だとは思います。
ただ、事前に調べる時間が少ないため、転居先での幼稚園に不満を持つ場合があるようです。
以前に通っていた幼稚園が私立なら、公立とかなり差があることは頭に入れておいた方が良いと思います。

また、園によっては、入園料の減免など、転園に考慮してくださるところもあります。
一時的な負担とはいえ、引っ越しはお金もかかりますので、配慮してもらえる園の存在はありがたかったです。

こちらで幼稚園の選び方を記事にしていますので、参考になれば幸いです。

我が家はネットの情報と合わせて、近所の方にご挨拶に行った際に、どこの幼稚園に通われているか聞いたり、園バスが走っている幼稚園を書き留めたりしました。
残念ながら、近隣の幼稚園が中途入園を認めていなかったので、いろんな幼稚園を見に行くことになりました。

しかしそれが結果、満足度の高い幼稚園に入れた理由だったと思います。
秋という中途半端な時期に入園しましたが、スムーズに馴染むことが出来ました。

子供はすぐに慣れます!

転園前、転園先の先生、両方に言われたのは、「子供はすぐに慣れますよ」ということ。
実は、子供の環境適応能力は、すごいんです!

一度、他の幼稚園とはいえ、入園を経験しているので、馴染みやすいようです。
もちろん、多少は違いに戸惑うことはありますが、親が心配するよりも早く、お友達が出来たよ、と報告があると思います。
自分の子供を信じて見守る、これが一番大切ですよ!

親として出来ること

子供の前でマイナスなことを言わない

親と言っても人間ですから、愚痴りたいこともあるし、弱音を吐きたいことだってあります。
ただ、子供にとって、親は一番の心のよりどころですので、そこがぐらぐらしていると、子供たちにも不安が広がります。

根拠や理由がなくても、「なんとかなる」「大丈夫」と口に出してみてください。
口に出すことでそれが不思議となんとかなる、と本当に思えてくるので、この方法、おすすめです!

積極的に行事に参加する

親が参加する行事があったら、積極的に参加してみてください。
参加しても、喋る人もいないし、独りぼっちになってしまうから参加しない、という方がいたとしたら。
独りぼっちなのが当たり前なのだから、参加した方がイイよ、と声を掛けたくなります。

行事に参加した時に、自分以外の人たちをじっくり観察してみてください。

たくさんの人と楽し気に話をする人もいれば、ずっと同じ人と真剣に話をしている人もいます。
パパと仲良く、自分の子供を見つめ続ける人もいれば、1人で所在なさげにしている人も、いらっしゃいます。

私は、先生にお聞きして、クラスの役員の方を紹介して頂きました。
そのことがきっかけで、ママ同士の集まりにも呼んで頂いたり、お話を聞けたりしたので、行ってよかったと思いましたよ。

役員を積極的に引き受ける

幼稚園の役員なんて、面倒だし、まだ慣れていないし...。
そう思わずに、慣れていないからこそ、引き受けてみましょう。
もちろん、仲良い方同士で役員やろうね、と言っている方がいたら、水を差す必要はありませんが。
役員を引き受けると、幼稚園に行く機会が嫌でも増えますし(汗)。

でも、幼稚園ぐらいの子供にとって、親が幼稚園にたくさん来てくれることは、とてもうれしいことのようです。
お母さんが近くで見守っているんだよ、という姿勢を子供たちに示すにも、とても良い方法だと思います。

そんなことをするタイプではない、と思った、あなたにこそ、試してほしいと思います。
タイプも何も、あなたの今までを知る人はいないのですから、キャラにないことをしても、大丈夫!
子供たちも、パパやママが頑張っている姿を見せることが、子供たちがかわいそうにならないための近道になりますよ!

編集後記

転勤で引っ越しがあってかわいそうだ、と、身内から言われたりすることもあるのですが。
私自身はかわいそうなんかじゃないけど、と心の中で思っています。
確かに大変なことも多いですが、その分家族が団結し、仲良く過ごせているのは転勤族であることが大きい気もします。
子供たちも頑張っていますので、パパやママも一緒に頑張ってみましょう。

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