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18トリソミーとは?ダウン症の違いと共通点

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18トリソミーという言葉、ご存知でしょうか。
これから出産しようとしている方、妊娠を考えている方にはぜひ知っておいてほしい言葉です。
映画でも取り上げられ、TBSドラマ「コウノドリ」の最終回でも重要なカギを握ってくるようです。
では、どのような病気なのか、見ていきましょう。

18トリソミーとは

染色体異常が原因

人間には、1から22番までの番号をつけられた染色体があるのですが、18番目の染色体が1本多いために発症する先天的疾患です。
発育が遅い、羊水が多いなどの理由で診断されることが多く、3000~8000人に1人の割合で起こるとされています。
胎児の段階で流産や死産する場合が多く、生まれても1年生存する確率は10%程度とされています。

女の子が多い

18トリソミーの赤ちゃんは3:1の割合で女の子が多いとされています。
だからと言って女の子がかかりやすい、というわけではなく、男の子の場合は流産するケースが多いからです。

手をギュッと握る

ドラマのシーンで登場する、18トリソミーの赤ちゃんは本当に疾患を持っているそうです。
ギュッと握った手が映るのですが、指が他の指に重なる握り方をしているのですが、それが18トリソミーの特徴です。
口と下顎が小さく、鼻筋がとおった細い鼻、弓状の眉毛をもつ優しい顔立ちをしています。

ダウン症との違い

21番目の染色体異常

同じ染色体の異常で、一番発症の比率が多いのが、ダウン症です。
こちらは21番目の染色体が1本多いために起こる、先天的疾患です。

18トリソミーとの違い

ダウン症は新生児1000人に1人の割合で起こります。
ダウン症は知っている、という方が多いのは、発生の率が高いことが理由のひとつでしょう。

もう一つ、18トリソミーとの違いは、生存率が高いということです。
平均寿命も50歳前後になっており、普通学級や支援学級に通う子供もいます。
会社やお店で働く方も多くいますし、芸術センスがある方が多いので、そういうお仕事をされる方もいらっしゃいます。

共通点

どちらの病気も、母親や父親に原因がある訳ではなく、誰にでも起こりうる先天的疾患です。
ただし高齢出産になると、染色体異常の確率が高くなります。
こちらの2つの病気は、羊水検査などの出生前診断で事前に診断が可能である、ということも共通して言えることです。
2013年に始まった新型出生前診断では、妊婦の血液中の遺伝子を解析することで、ダウン症、18トリソミー、13トリソミー可能性を出産前に診断することが出来ます。

映画で知る18トリソミー

ダウン症の方が活躍する機会を得ている話は目にすることがあります。
ダウン症モデルの活躍についてはこちらの記事を参考になさってください。

しかし18トリソミーの子供たちについては、なかなか情報が見つかりませんでした。
そんな時、「うまれる」「ずっと、いっしょ。」という2本の映画に出会いました。
「うまれる」は4組の夫婦と家族のストーリーで成り立つ、ドキュメンタリー映画です。
「ずっといっしょ」はその第2作目、3組の夫婦と家族のドキュメンタリーとなっています。

その2本のどちらにも出演しているのが、18トリソミーの男の子とその両親です。
その男の子、虎ちゃんと言います。
危篤状態になってしまったこともあったそうです。
しかし父虎さん(虎ちゃんパパです)のツイッターには、虎ちゃんの笑顔が随時更新されています。

どちらもレンタル・セルはされていないので、全国上映会でしか見ることが出来ませんが。
図書館での貸出等で見ることが出来る場所もありますので、ぜひ18トリソミーを知るために鑑賞されてはいかがでしょうか。

編集後記

18トリソミーという言葉はコウノドリで初めて聞きました。
染色体の数が1本違うだけで、こんなに生きることが大変になるのか...正直思いました。
私が今できることは、この病気を知ること、そして知らせることだと思います。
この記事が少しでも知らせることにつながれば幸いです。

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