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奇胎後hcg存続症とは?大久保嘉人の嫁が抗がん剤で治療のワケ

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10月11日、インスタグラムで、川崎フロンターレ所属の大久保嘉人選手が、男家族4人で丸坊主になった写真をUPしました。
それが抗がん剤の副作用で髪が抜ける可能性もある、奥様の莉瑛さんを気遣ったためとの報道を見た時、びっくりしました。
坊主になった!と聞いたときは、また何かやらかしたの?と思ってしまいましたが(汗)。
聞き慣れない病名、胞状奇胎及び、奇胎後hcg存続症、そして抗がん剤治療についてみていきましょう。

胞状奇胎とは

子宮内にある、細かい毛のような絨毛細胞が水ぶくれを起こし、ブドウの房の実のようなつぶつぶが増殖していく異常妊娠のひとつです。
私は初めて聞いた病気でしたが、日本では400人から500人に1人の確率と言われ、高齢だと発生率がやや高くなる病気です。
大久保選手の嫁、莉瑛さんは2004年結婚当時22歳だったということで、現在32か33歳ですので高齢には早いですよね。

発生する確率からしても、そんなに珍しい病気ではなく、 以前はぶどう子(ぶどうっ子)などと呼ばれていたそうです。
しかし近年は妊娠検査薬の普及などで、妊娠が早い段階で分かることが多く、水ぶくれが小さい段階で分かることが多いようです。

奇胎後hcg存続症とは?

胞状奇胎の治療は、2度、子宮内の胞状奇胎除去術を行い、胞状奇胎が完全に除去されているかを確認します。
手術後は定期的に通院し、血液中のhCGというホルモンの値を計測し、正常値まで下がれば心配の必要はなかったのですが。

今回、大久保選手の奥様は術後の経過が順調ではなかった、とありますので、このhcgの検査値が高い状態のままである、ということになります。
この状態で病巣がはっきりしない場合を、奇胎後hcg存続症と呼びます。

なぜ抗がん剤を使うのか

今回、治療になぜ抗がん剤が使われるのか、と思われた方も多いと思います。
病名にがん、とついていないのに、なぜなのか?

それは侵入奇胎、絨毛がんなどを引き起こす、前がん状態であるからです。

侵入奇胎は、子宮の筋肉の中に、胞状奇胎の細胞の一部が侵入し、腫瘍になることを指します。
さらに進行のスピードが早く、悪性度の高いものを絨毛がんと言い、そちらに移行する可能性があるということです。
元々、絨毛細胞は、子宮にくっついて栄養を得ようとするほど、非常に増殖能力が高い組織です。
さらに子宮は、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために大きな血管が繋がっているため、肺や脳をはじめ、体中に転移する可能性があります。

そのため、早い段階での手術、経過観察、そして次の段階への対策が必要ということです。

侵入奇胎、絨毛癌とも抗がん剤が非常によく効く病気です。
大久保選手の奥様の病気の段階は、それよりも早い段階での抗がん剤治療になりますので、次の段階に進まないために、抗がん剤が使われるということになります。

抗がん剤治療=命に関わる病気だと思い込んでいたので、ホッとしました。
もちろん厳しい状態であることに変わりはありませんが、侵入奇胎、絨毛がんとも適切な治療を受ければ、完治できる病気です。
さらに完治後1年ほどhcgの再上昇などがなければ、妊娠が許可されますし、再発率もそれほど高くないようです。

莉瑛さんの治療期間3週間程度、その間、大久保選手だけではご飯も作れない、ということで、莉瑛さんのお母様が子供の世話などを手伝ってくれるそうです。

恩師の娘さんと結婚し、3人の子供を授かり、日本代表にも選出された大久保嘉人選手。
時々やんちゃ(!)な行動で物議を醸すこともありますが、嫁さん思いの優しい方です。
大久保選手の9月に入ってからの活躍はすさまじく、前節も2得点を挙げ、現在、2015年Jリーグの得点ランキングでトップです。
さらにチームも5位と、2ndステージ優勝の可能性も残っています。

莉瑛さんの為にも、丸坊主姿になった大久保嘉人選手の更なる活躍に期待しましょう!

編集後記

ネット上では、妊娠に関わる病気なので、嫁の気持ちを考えたのか、と批判する声もありましたが。
翌日、この病気はあまり知られてないので公表してほしい、と奥様の意志だったことが明かされました。
そして、何か罰を受けて丸刈りにしたと思われるのは嫌、とも言っていたそうで、夫を思いやる奥様の気持ちに感動してしまいました。
早期発見のようで、抗がん剤治療も重い病気にならない予防のためということ。
完治して、今度は家族5人の笑顔の素敵な姿を見せてほしい、心から願っています!

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