お肌にイイ、風邪の時に摂る、というイメージが強いビタミンC、それだけ私たちにとって身近な栄養素です。
ママ世代は美容のために意識して結構取っているつもりなのでは。
しかし実際は20代~40代はそれ以上の世代に比べても少なく、推奨される推奨量に足りていないことが分かりました。
サプリメントも化粧品も多く出ていますが、やはり基本は食べることからです。
2015年9月17日放送のあさイチでは、ためしてガッテンとコラボして大特集していました。
ではその内容を見ていきましょう。
Contents
抗酸化作用がすごい!
ビタミンCは抗酸化作用が高く、血管の細胞を攻撃し、傷つける異常な活性酸素の働きを抑えてくれます。
そのため、心筋梗塞や脳梗塞など、心臓血管系の病気に効果があることが分かってきました。
そして、野菜や果物を食べると胃がん・食道がんになりにくくなることも分かってきました。
この結果に、ビタミンCとEの中に含まれる抗酸化作用が理由のひとつとして挙げられています。
アメリカでは臨床段階ながらもがん治療にも使われる、大注目の栄養素です。
では何を、どのように食べればよいのでしょうか。
野菜から摂るには
ビタミンCが多い野菜としてはパプリカ、ブロッコリー、小松菜などが挙げられます。
パプリカはいろどりを考えればなるほど、と思いますが、意外ですね。
私の中ではサラダに入れたことがある程度。
ビタミンCは調理法が大事だと聞きますので、調理の仕方をみていきましょう。
パプリカのおいしい食べ方
いろどり鮮やかでサラダに使われる食材ですが、最近はマッサという調味料の原材料として注目されています。
今回あさイチで紹介されていたのは、甘マッサという番組オリジナルのジャムでしたが、スタジオの評判がすこぶる悪く(汗)。
普通にマッサを使った方がイイのかな、と思います。
こちらは以下の手順で作れます。
1 パプリカを縦に切り、塩をまぶす
2 ボールにラップをし、冷蔵庫で1週間程ねかせる
3 水気をキッチンペーパーで取り、1日ほど天日干しする。
4 フードプロセッサーにかけペースト状にする
元々ポルトガル料理で使われるそうで、時間はかかるものの、そこまで大変な作業はないですね。
塩麹・塩レモンの次はこれ!と本命視されている食材です。
一度トライしてみてはいかがでしょうか。
ブロッコリーのおすすめ調理は?
ゆでた場合、水に溶けだして半分以下になってしまいました。
フライパンで蒸したらゆでた場合の2倍!
電子レンジでチンでも蒸した場合とビタミンCは同じぐらい残ります。
しかしフライパンで蒸したものは一番色が濃く、味もおいしいそうです。
お水から入れて、水がなくなるまで加熱して、出来上がり。
そんな手間ではないので、私ならこちらの調理法を使おうかな、と思います。
小松菜の驚きの調理法
軽く洗う→切ってビニール袋に入れる→冷凍→解凍して絞ったらおひたしの出来上がり!
熱を加えていないため、ゆでるより多く摂取できてしまいます。
ズボラな私にとって解凍するだけの調理法は目から鱗!しかも栄養上イイなら、ズボラなことに惹かれてやったとはバレません(汗)。
これはやらなければ!
おすすめ素材はいも類
元々の量はそれほどではないものの、でんぷんがガードしてくれるので、どんな調理法でもビタミンCが減らない貴重な野菜です。
特に新じゃがはおススメだそうですので、炭水化物の量に気を付けながら食べたい野菜ですね。
意外な果物がビタミンCNo.1
食後のデザートは理にかなっていた
同じ摂取するなら効率的、と誰もが思いますが、食前に食べると体内から出ていく、つまりおしっこと一緒に出ていく量が多いことが実験で証明されていました。
食後はほとんど出ていきませんので、食後にデザートとして食べましょう。
果物ビタミンCNo.1は秋の味覚
それは今からおいしい時期を迎える柿です!
みかん1つと柿1個では大きさが違うので、単純に比較はできないものの、みかんの5倍以上含んでいます。
レモンは、そのもの全部を食べることはまれで、絞った使う果汁になるとかなりが減ってしまいます。
これは意外な結果ですね。
手軽に丸ごと食べられる柿を食後のデザートに、この秋はビタミンCをたくさん採って家族みんなで身体もお肌も健康になりましょう!
編集後記
今までは特に気にしなくても大丈夫だったけれど、これからは子供のためにも夫婦そろって健康であることが大切です。
50代の方々は日々の食事に気を付けていらっしゃるのか、推奨摂取量を超える健康的な生活をされているようです。
さっそくあさイチを見習って今日の朝からパプリカ入りのサラダを朝食に加えました。
価格高騰で大変ではありますが、家族の健康を考え、野菜や果物からたくさんおいしくビタミンCを撮りたいと思います。