赤ちゃんや子供の食事はいつでもママにとって悩みのタネですよね。
その中でたくさん見かけるのが、チョコレートをいつからあげてよいのか、ということ。
バレンタインが近づくと、売り場に行く機会も多いですし、パパがもらったチョコのおすそ分けをあげていいものか、気になります。
では、見ていきましょう。
Contents
赤ちゃんにチョコはあげていいの?
チョコは味を楽しむもの
チョコは嗜好品なので、栄養分として摂取するものではありません。
おっぱいやミルクで補えない栄養補給する意味、食事に慣れる練習をしている赤ちゃん。
味わうことを目的にする、つまり味を楽しむものなので、赤ちゃんに積極的に食べさせるものではないということです。
NGというより、与える必要がない、と言った方が良いでしょうか。
栄養的には?
チョコレートは糖分と脂肪分で約80%を占めています。
そして、高カロリー、大人にはちょっと耳が痛いですね(汗)。
他にたんぱく質、食物繊維を含みますが、他の食品で補えるので、積極的にチョコは与えなくても良さそうです。
実はカフェインが多い
板チョコ1枚50gで、レギュラーコーヒーの約1/6の量が含まれています。
意外ですが、結構カフェインが多いですね。
ご存知の通り、カフェインは刺激物なので、小さいお子さんには与えない方がよいでしょう。
チョコアレルギーってあるの?
アレルギーが起きる確率はそれほど高くありませんが、チョコアレルギーは存在します。
中にはアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。
また、肌にかゆみを引き起こす場合もあるので、肌のトラブルがある場合は気を付けた方が良いようです。
チョコ中毒は本当にあるの?
チョコ中毒、という言葉はありますが、中毒症状が出るほどのことはあまりありません。
ただ、依存してしまう可能性があるのは、大人が一番分かるのではないのでしょうか。
少しだけ、と思っても食べだしたら止まらない、ということですね。
赤ちゃんや子供たちはおいしいものが大好き、一度食べたら欲しがるのは当たり前のこと、と思っておきましょう。
チョコはいつから大丈夫?
離乳食が完了したらOK!
離乳食が完了したら、チョコも少しの量なら大丈夫です。
本当なら3歳ぐらいからがベストなので、積極的に勧められる食品であることは変わりありません!
目安としたら板チョコ1かけら程度、それ以上は欲しがってもこれで終わり!とメリハリをつけるようにしましょう。
麦茶と一緒に
チョコは粘着力があるので、虫歯になりやすい食品です。
飲み物、出来れば麦茶と一緒に食べて虫歯予防を心がけましょう。
食べさせたくないなら意思表示を
保育園にもちゃんと伝える
保育園などのおやつなどで、1歳半を過ぎるとチョコそのものは出なくても、チョコチップの入ったお菓子やパンが献立にある場合も多いようです。
おうちの方針で食べさせない、と決めているなら、保育園などにその意思をはっきり伝えておくことが必要です。
保育園だから大丈夫、といってもその基準はまちまちですので、そこは大切ですね。
育児から離れている人には広い心で
育児の常識が日々、変わっています。
しかし、育児を経験した経験値から物事を言いたくなるのは、先輩としては当たり前の事なんだと思います。
もし、食べさせたくないなら、はっきり断ること!
こういうことが最近分かったんです、と言えば、そうなの?と折れてくれると思います。
言いにくいなら、パパと相談して、言ってもらうのがベスト、とにかく意思を伝えることが大切です。
編集後記
チョコをいつから食べさせるか、という答えはなかなか難しく、各家庭で判断を、というのが一番の答えだとは思います。
ただ、食べさせたからと言って、はちみつのように命に関わることが起きる、という訳ではありません。
もし食べてしまっても、目くじらを立てるほどではないかと思います。
量をちゃんと決めてだらだら食べないように、甘くない飲み物と食べると決めて、お子さんと一緒にチョコを楽しみましょう!