チームラボという言葉、聞いたことがありますか？
スポーツのチーム？お店の名前？ではなく、東京大学の卒業生を中心にして作られた、ベンチャー企業です。
社長の猪子寿之さんはたびたびテレビに出演し、カリスマ性を存分に発揮しているので、ご存知の方もいるのでは。
今回はこのチームラボとはなんなのか、そしてこれからの活動予定をご紹介いたします。
チームラボとは？
社長の猪子さんのインタビューはいつも面白くて、頭の中をのぞいてみたい、と思うのですが。
高校の時にランドセルを背負って登校し、周囲を驚かせた、というエピソード通り、既成概念を超えた、発想を持つ天才だと思います。
彼を中心に、さまざまなクリエイターや技術者などが集まった、ウルトラテクノロジスト集団と称しており。
その活動は海を越え、日本だけでなく、世界各国で絶賛され、現在開催中のミラノ万博の日本館にもチームラボの作品が展示されています。
身近な所では2015年の大河ドラマの花燃ゆのオープニングでしょうか。
BUMP OF CHICKENのMVでも、さわると光る、大きな風船のような、チームラボボールが使われて、幻想的な世界を作り出しています。
そして2015年、大きな試みとして、えのすい、新江ノ島水族館とのコラボが大好評です。
えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム 2015
2014年、えのすいはナイトアクアリウムと題して世界初！大水槽でのプロジェクションマッピングを行い、大成功を収めました。
2015年はチームラボと組んで、更に進化したデジタルアート空間を作り出しています。
出典：えのすいといえば、相模湾の魚たちを展示した、相模湾大水槽をまず思いつくかと思います。
その中の魚たちにデジタル技術を駆使して花柄の映像で服を着せたようになっています。
これを見てウチの子供は、「魚の本当のきれいな姿が見えない！」と言っていましたが、安心してください、夜だけですから（汗）。
他にもチームラボアイランドでおなじみの、自分の書いた絵をスキャンすると投影される、お絵かき水族館やなどもあります。
あの暗い空間をデジタルアートに使うなんて本当に素晴らしいですね。
2015年12月25日(金)までの17：00～20：00まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
初の常設店舗オープン
2015年、もう一つ大きな動きとして、埼玉のららぽーと富士見に初の常設店舗『チームラボアイランド－未来の遊園地－』をオープンしました。
こちらはざっくりいうと、デジタルアートで遊べる、室内遊園地と言ったところですね。
広くはない施設ですが、たくさんの子供たちが楽しんでおり、行列になっている時もあります。
普通の室内の遊び場は、明るいところでたくさんのおもちゃで遊ぶのですが。
この中は光が際立つように暗くしてあり、描く・触る・走る・跳ぶなどと連動した、デジタルアートの世界を体感できます。
全国各地でイベント開催
このチームアイランドのイベントは、さまざまな場所で開催予定です。
決まっているイベントは以下の通りです。
◎2015年10月9日（金）～2015年11月29日（日）
お絵かき阿波踊り チームラボアイランドミニ 阿波踊りパーク
◎2015年10月24日（土）～2015年11月3日（火・祝）
TOKYO DESIGN WEEK2015チームラボアイランド－学ぶ！未来の遊園地－明治神宮外苑絵画館前
◎2015年12月5日（土）～2016年1月17日（日）
チームラボアイランド －学ぶ！未来の遊園地－ in 秋田 秋田市にぎわい交流館AU（あう）
◎2015年12月19日（土）～2016年1月11日（月・祝）
チームラボアイランド －学ぶ！未来の遊園地－ in 熊本 グランメッセ熊本
◎2015年12月19日（土）～2016年1月20日（水）
チームラボアイランド －学ぶ！未来の遊園地－ in 福島 福島県文化センター
もし近くで催される際は、ぜひ新しいアートの世界をお子さんと楽しんでくださいね。
編集後記
発想は全体の約1％に過ぎないかもしれない、作り切ることが大切なんだ、と猪子さんはお話されていました。
デジタルアートなのにどこか温かみを感じるのは、仲間と協力して作り切った作品だからかもしれません。
昨年のクリスマスには福岡のキャナルシティにスマホと連動したクリスマスツリーも登場したので、今年どこかであるかもしれません。
チームラボとは、私たちに夢を与えてくれる素敵なチーム、彼らの活動にこれからも注目です！