日本にも専門のスタジオが出来るほど広く浸透し始めているマタニティフォトは、妊娠期間中の数カ月間しか撮ることのできない写真です。
赤ちゃんと歩み始める人生最初の一枚を、キレイに残してみてはいかがでしょうか。
Contents
マタニティフォトの魅力とは?
妊娠期間は長いようであっという間。
お腹に命を宿している喜びのひと時を記念に残すと同時に、産まれてくる赤ちゃんへの責任や愛情を再認識するいい機会にもなります。
また、赤ちゃんが大きくなったときに親の愛情を感じることのできる大切な写真にもなるでしょう。
マタニティフォトは今しか撮ることのできない、赤ちゃんを含めた初めての家族写真なのです。
スタジオ選び 5つのチェック項目
マタニティ姿は通常の体型とは異なるため、美しく撮るにはスタジオ選びが肝心。
実績だけではなく、得意なイメージやプラン、料金などをチェックし、ご自身の希望や予算などに合わせてスタジオを探してみてくださいね。
希望のイメージは?
モードやかわいく、ナチュラルなど多くのマタニティフォトを見てご自身のイメージを固めていきます。
希望のイメージが得意なスタジオを選ぶのが一番ですが、そうでない場合には、イメージに近い写真を持ち込み、相談してみてくださいね。
プランや料金は?
料金体系は、大きく分けると2つのタイプがあります。
セットプラン
撮影料やプリント代、データ代、レタッチ(補正)代など必要なものがセットになっているプランです。
1万円かからないリーズナブルなものから、ヘアセットやベビー写真などがセットになったものなど様々です。
一番人気の3~4万円ほどのプランであれば、十分な量のカットやデータがセットになっているようです。
撮影料とオプション料金が分かれているプラン
撮影料の他、データ代やプリント代などがかかります。
必要なものだけを頼むことができる反面、あれもこれもと頼んでしまうと予算オーバーになりかねないので、注意してくださいね!
どのようなオプションがある?
オプションの例として下記の様なものがあります。
スタジオによって様々なので、しっかりと確認をして万全の態勢で撮影に臨みたいですね。
・ヘアセット 約4000~5000円
・メイク 約3000~5000円
(ポイントかフルメイクかなどにより異なる)
・衣装や小物 無料レンタルもしくは用意していない場合が多い
・画像修整 基本修正はプリントする分無料だが、美肌修正などは別料金としているスタジオが多い
・ベリーペイント(お腹に絵を描く安産祈願のおまじない) 約13000~20000円
家族と一緒に撮れる?
多くのスタジオで撮影できますが、別料金がかかるところもあるようです。
小さなお子さんと撮る場合には、お昼寝などに重ならないように予約時間を考慮し、おもちゃや汚れにくいお菓子などを持参すると撮影がスムーズにいきますよ。
また、ペットと一緒に撮れるスタジオもありますが、種類や大きさなどは確認してくださいね。
キャンセル料はいつからかかる?
妊娠中は体調が急変することがありますので、キャンセルや日程変更の際の手数料は確認しておきましょう。
予約日6日前くらいからかかるケースが多いようですが、連絡をすればキャンセル料を取らないスタジオもあります。
ただし、外部スタッフによるオプションは、ほとんどの場合キャンセル料がかかるようです。
マタニティフォトの疑問Q&A
Q.撮影にベストな時期は?
第一子は32~36週、第二子以降は早めにお腹が大きくなりやすいので28~34週くらいがおススメです。
36週以降の臨月は急な出産などの可能性があるので、避けましょう。
また、双子ちゃんであれば、中期頃でも十分にお腹が大きくなる方も多いので、体調をみて早めに撮ってもいいかもしれません。
Q.当日の洋服や化粧の注意点は?
お腹を出すような貸衣装で撮られる方は、ゴムの跡がつかないように、浅めのショーツやゆったりとしたワンピースなどがおススメです。
お腹を出さず、ご自身の洋服で撮られる方は、お腹のラインがキレイに出るような洋服、ラインに響かないショーツがおススメです。
一緒に撮影するご家族は、白無地のシャツやワンピースなどで統一すると写真の完成度が高くなりますよ。
オプションでフルメイクを頼まれている方はノーメイク、それ以外の方はセルフメイクをしていき、撮影前に化粧直しをするくらいにしていきましょう。
Q.男性スタッフがいると恥ずかしい場合は?
女性スタッフのみが対応してくれるスタジオもありますが、そうでない場合には対応可能なスタジオもありますので、相談みてください。
Q.お腹の毛の処理は?
そのまま撮られる方も多いようですが、基本の修正では補正が難しいので、どうしても気になる方は剃毛していきましょう。
Q.SNSなどにアップしてもいい?
家族やごくごく親しい間柄の方に限定したほうがよいようです。
露出の高い写真ですし、不妊などで悩んでいる方がいるかもしれないので、家族間で楽しみましょう。
編集後記
今しか撮れないマタニティフォト、思い切って撮ってみましょう!
お腹の大きくなった姿をキレイに撮ってもらうことで、今の自分の姿に自信を持ち、残り少ない妊婦生活を楽しみながら、新たな家族を迎える心の準備を整えることができるかもしれません。