冬の間お世話になった暖房器具をまた来年!と片づける前に、きちんとお手入れをしていますか?
お手入れをせずにそのまま片付けてしまうと、ホコリがこびりついて、来シーズンに使う時に嫌な臭いがしたり、故障の原因にもつながります。
ひと手間かけて、来シーズン以降も快適に使えるようにしましょう!
Contents
意外と汚れている「こたつ」のお手入れポイント
皆が足を入れて過ごすこたつの裏側は意外と汚れているもので、ヒーター部分は特にホコリが溜まりがちです。
何もせずに片づけてしまうと、来シーズンにスイッチを入れた時、嫌な臭いを嗅ぐことになるでしょう。
ホコリは発火の原因にもなりかねないので、きちんと取り除いておきましょう!
1.コンセントを抜いて、ヒーター部分に掃除機をかける
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細かいホコリは要らなくなった歯ブラシでこすり出す
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掃除機をかける
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歯ブラシ…の繰り返しですっきりキレイになります。
2.コンセントやヒーターのプラグのホコリも乾いた雑巾などで拭き取りましょう
3.こたつ布団の洗濯はコインランドリーが断然おすすめです。
水分を含んで重たくなったこたつ布団も快適に洗え、きちんと乾燥させることができます。
すき間に食べかす!?「ホットカーペット」のお手入れポイント
ホットカーペットは、カーペットの毛の間に食べかすやホコリが溜まってしまうものです。
そのままにしておくと、カビやダニの発生の原因にもなるので気をつけましょう。
また、使う度にカーペットのふわふわ具合もへたってきます。
お手入れすることで長くキレイな状態をキープしましょう。
1.ホットカーペットのコンセントを抜き、粘着ローラーで大きなゴミを取り除く。
2.カーペットにまんべんなく重曹を振りかけ、1時間ほど置いておく。
(重曹にはホコリを吸着して取れやすくする効果のほか、消臭効果も期待できます。)
3.重曹を吸い取るように丁寧に掃除機をかけます。
(この時、カーペットの毛の流れを逆立てるようにかけたあと、縦横両方向から掃除機をかけます。)
4.スイッチやコードの部分の汚れを拭き取ります。
5.陰干しをして終了です。
放っておいてはアレルギーの心配も!「エアコン」のお手入れポイント
またすぐに使うからとエアコンの掃除をせずに放っておいては危険です。
エアコンはホコリだけでなく湿気もたまりやすいので、カビが繁殖する原因になります。
次のシーズンに使用する時にそのままエアコンを使ってしまうと、カビを部屋にまき散らすようなもので、アレルギーの原因にもなりかねません。
1.コンセントを抜き、エアコン本来の外側やリモコンを柔らかい布か、かたく絞った雑巾で拭きます。
(エアコンは電化製品なので、洗剤を使うことはおすすめできません。)
2.次にエアコンのフタを開け、フィルターを外します。
フィルターの外側(ホコリが乗っている方)から掃除機をかけてホコリを吸います。
3.フィルターの内側(2の反対側)から水洗いをします。
取り切れていないホコリが目詰まりする可能性があるので、外側から水をかけないことがポイントです。
4.風通しの良いところで飛ばないように置いて、完全に乾かします。
ドライヤーなどで乾かすとゆがみの原因になるのでやめましょう。
5.エアコン内部は専用の洗浄液で洗います。
6.フィルターを元通りに取り付け、カビを防止するためにも念のため20分程度、送風運転をして完了です。
編集後記
片付ける前にひと手間かけてお手入れすることで、次のシーズンに気持ち良く使えるだけでなく、メンテナンスにもなるので暖房器具を長く使用することができ、経済的にも嬉しい効果があります。
特別に難しい作業がいるわけではないので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。