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大分大入島6人姉妹の母は元アニー子役で民宿女将~大熊家の深イイ話

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「人生が変わる深イイ話」で、また興味深い家族が特集されていました。
恵まれた生活から一転、離島で6人姉妹を含めた家族で3年前に移住生活を始めた大熊家。
6人姉妹と並ぶと溶け込んでしまうほどカワイイ女の子に見えますが、じつはアニーの子役として舞台経験もある、大熊亜里紗さん。
この姉妹の母親で、一家の大黒柱を支える、よき妻でもあります。
彼女とその家族の移住生活を見ていきましょう。

東京での何不自由ない暮らし

旦那様の敏弘さんは元パソコンソフト会社の社長で年収は約6000万円。
4LDKの高級マンションに住み、船舶や高級外車を所有する、裕福な家庭でした。
子供達にも有名ブランドの服が与えられて、絵にかいたような幸せな家庭のようでした。

なぜ大入島に移住?

これを男のロマンというのでしょうか。
船を15隻所有するほどの船好き、昔から船を泊められるところに住みたかった、ということのようです。

大入島に来た際、現在のお家に一目ぼれ、1か月後には移住。
奥様は付いて行きます、と特に気にしなかった、というのは心が広いですね。
私だったら...お金があるなら、セカンドハウスにすれば、と提案するかなと思います。

移住への支援は?

大入島のある大分県佐伯市の移住政策は、住宅を購入する際に50~100万円補助がありますが、引っ越し費用だけで終わってしまいそうです。
乳幼児医療費助成は中学生までありますが、医者には船で佐伯市まで行かなければなりません。

移動店舗があるようですが、スーパーもコンビニもない、お店も2件だけ。
学校も歩くと1時間ほどかかる場所のようなので、スクールバスでの登校となります。
子供を育てる条件としては、恵まれているとはいえないと思います。

大熊家の1日

朝の儀式

「神様、朝のお食事ありがとうございます。
強い身体と正しい心にして下さい。
神様へのお祈りをとって感謝してお祈りします。」

超早口!ほぼ、お経状態でしたが、感謝の気持ちを朝から言葉にすることはいいことですね。
朝の我が家といえば、子供に「今日の予定は?」「○○の日!(習い事や学校の行事)」ぐらい。
浅い、浅すぎる...ここらへんが深イイ家族と浅イイ家族の違いかもしれません(涙)。

以前同じ番組で取り上げられた、ママウンサー岡本家の深イイ話でも、朝からちゃんと言葉にしていましたよね。

ママウンサーの岡本家の朝の会についてはこちら

http://kosodate-mamaplus.com/okamotoke/

子供たちとの日々のコミュニケーションとして、ヒントとしたい、朝の光景です。

子供たちにとっての移住

当たり前にお手伝い

大分県大入島で民宿花水木を経営されている、大熊家。
長女、次女が朝食の準備をしています。
そして家に帰っても、民宿の準備を手伝います。
長女は見よう見まねでやっていたものの、今では民宿の料理を作れる、立派な戦力です。
次女も負けずに配膳係としてお客様をちゃんと接待し、お料理の説明も完璧です。

どちらが幸せなのか

子供達は結構大人で、お金持ち時代は過去のこと、と割り切っているようです。
クルージングは出来ませんが、漁船で釣りをして自給自足し、それを子供自身でさばいて食べる。
鶏を締めてさばくことも出来るそうですが、そんな小学生はなかなかいないでしょう(汗)。

9歳の時に移住を経験した長女の言葉が端的に物語っていると思います。
「最初着た時は不便だろうって思った。
でも前、料理をしてなかったけど、こっちに来てたくさん料理を覚えて、自分ですることが多くなった」
不便をあえて楽しみ、心が豊かになっているようですね。

家族みんなが地元の方とコミュニケーションを図り、地元の方と馴染もうとされていることこそ、子供が馴染めている理由だと思います。
YOUTUBEで大入島を検索すると、大熊さんを中心として、子供たちや島の方々が恋するフォーチュンクッキーが披露されています。
踊り子in大入島という子供たちのダンスアイドルグループも作り、大入島の高齢化が進む大入島でお年寄りたちに大人気だそうです。

離島生活を楽しむ大熊家、子供たちがこれからも健やかにまっすぐ育ってほしいな、と思いました。

編集後記

正直、大人の都合で始まった移住というかんじで、子供達はどうなのかな、と思ったのですが、今のところいい影響が出ているようです。
高校は本土に行くことになるようなので、その頃にはまたいろいろな問題が出てくるのかもしれんませんが。
バイタリティあふれる大熊家なら、簡単に乗り越えられそうな気がします。
わが家も引っ越しが多いので、その土地での楽しみをたくさん見つけ、心豊かになる子育てが出来るように頑張ります!

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